蓮園ブログ

人生に寄り添う農業

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食の歴史を紐解く

季節はすっかり秋色に染まり、過ごしやすい日が増えてきましたね。

週末は外に出かけると、どこかからお祭りの音色が響き、何だか聞いているだけで楽し気な気分になってきます。

 

さて、田島蓮園のある愛西市の隣町、津島市で10月6日(日)に秋祭りが開催されました。

その陰で、実はヒッソリと弊社の食材が秋祭りをサポートしていました!

 

秋祭りを運営するスタッフの皆さんが食べる、『秋天衣(あきてんね)』というお弁当の食材に、蓮の実と蓮根を使って頂きました!

蓮の実は「蓮の実と栗のおこわ」に、蓮根は「蓮根と2種の味噌のはさみ揚げ」に料理され、お祭りの運営を終えた方々の胃袋を満たしていました。

他にも、津島市で江戸時代から続く、歴史ある糀屋さんの甘酒を使った「あまざけ入り卵焼き」や、郷土料理ののモロコ寿司も大人気でした!

 

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左下:蓮の実と栗のおこわ 中央下(手前):蓮根と2種の味噌のはさみ揚げ 中央下(奥):あまざけ入り卵焼き 右下:モロコ寿司

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秋天衣(あきてんね)のお品書き

今でこそ、あまり食べられなくなった蓮の実ですが、こうして地域の活動に溶け込み、実際に食べられてこそ食文化は継承されていくのだと思います。

そして、歴史ある食材には必ずストーリーがあり、ストーリーは食の質を向上させてくれます。

 

皆さんも、食欲の秋に郷土の食文化をお楽しみください!